占いで悪い結果が出たときの処方箋
未来のことは気になるもの。
どうしてもその予定を成功させたい。成否を鑑定して欲しい。
そんなご相談を多くいただきます。
なかには、それ占い師に聞く?? 天気予報士の仕事じゃない?? というご依頼もありますがそれはさておき。
どうしても外せない用事の成否を占って、如何ともし難い結果が出たら、あなたはどうしますか?
諦めます? 結果がどうあれ、突き進みますか?
さて先日こんな出来事がありました。
四国まで墓掃除に行ったんです。というのも、もう私しか墓参りをする人間がいないようで、荒れ放題、草生え放題。
墓石の前にはニレの木が生えてきていて、師匠からもすぐに伐採すべきと言われるくらい。なので、ノコギリや鎌を使って大掃除する予定だったのです。
そんな行かざるを得ない状況でしたが、荒天予報だったり、スケジュールがタイトだったりで迷いが生じて、地元の鎮守様に挨拶したんです。道中の加護を頼みました。
今回は念入りに丁寧に拝していたら、末社の外陣の扉で指を挟んでしまいました。
普段なら有り得ないアクシデントというか、左手の人差し指と中指の先が痺れるくらいの強度で挟んでしまって。
直感的に、これは墓掃除で指を切るなと思ったんです。それもざっくり、下手したら切り落とすかもしれないと。
そんな事があり、墓掃除には左手に分厚い革手袋を嵌めて作業したのですが、鎌で手を切る事はありませんでした。
ただ、休憩用の椅子に左手の人差し指と中指の先をぶつけたというか、爪が剥がれるような角度で強打してしまって。
こんなことあるんだって、痛みやらなんやらで冷や汗をかきました。ただ、グローブをしていたので、爪の内側が内出血するくらいで済みました。
結局、確実に指を怪我すると分かっていても、避けきれなかった訳です。
何が言いたいかというと、啓示された災難は完全に避けられないということです。
形を変えて、身に降りかかってきます。ただ、起きるのが事前に分かれば、大難を小難に、小難を無難に変えることができるのです。
占いで厳しい結果が出ても、嫌な気分になっている暇はないのです。そんな気持ちになってしまうのは、自分に自信がないから。自分を守りたいという執着があるから。
自分が傷付かない為のアクションではないはずです。求める結果の為に行動していますよね?
執着は判断力を鈍らせます。だから本来やらねばならない事を放棄して、ドツボに嵌っていってしまうのです。
こうしたい。ならばどうするか。それを考えねばなりません。
どうするかと思えた時点で、運気は上向いていくのです。
そういう訳で、占いをそんな風に使って貰えると、冥利に尽きるというものです。