憂鬱質と粘液質と占星術を少々
前回は4つの気質の内、胆汁質と多血質についてお話しました。
今回は残りの2つ、悲観的な憂鬱質と粘液質についてみていきますが、その前に気質と占星術について少し触れておきましょう。
そもそも気質というのは、ギリシア時代の四体液説から派生したのですが、この四体液説というのはヒポクラテス医学をローマのガレノスがまとめたものです。
人間の体液は「黒胆汁、粘液、黄胆汁、血液」の4つからなり、体液のバランスが崩れると病気になるという体液病理説の考え方で、これらは地水火風の四大元素説の影響を受けています。
さらに占星術とも結びつけられ
という対応関係に発展したのです。つまり、出生時の星の位置が体液の偏りを決定(ひいては気質を規定)するという考え方です。この関係に基づき、医術的にも悪い体液を瀉血する際の判断に用いられました。
話を憂鬱質と粘液質に戻しましょう。
- 運動や社交を好まない。孤独。
- 小さな字を書く。
- 外に対して無関心。
- 倹約家。
このような特徴が顕著な人は、憂鬱質の人で
- 不満や苦悩が多い。
- 深刻に考えがち。
- 傷付きやすく、殻に閉じこもる。
- 探究心と想像力が強い。
最後に、粘液質の人はというと
- 活気がなく、鈍重。ゆったりしている。
- 食べること、眠ることが好き。
- やや太っている。
- 慎重な判断かつ長考する。
- 公正さがある。
- 粘り強い。
- 好悪を表に出さない。
さて、4つの気質の話はこれで終わりです。
少しでも相手の考えに思いが至って、不安解消の一助になればと思います。
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