数秘術で年の流れを読む方法

さて、前回師走の話題が出ましたというか、トラックの幅寄せよろしくカットインさせましたが、この時期になりますと今年の漢字、流行語なんてのが巷の話題にのぼったり、最近はそんなでもなかったりする訳です。

今年は仕事がうまくいかなかった。初めて恋人が出来た。事故に巻き込まれた。宝くじが当たった夢を見た。

色々な一年があって、様々なドラマがあったでしょうが、やはり師走になってくると、気になるのは、来年がどんな年になるかではないでしょうか。

数秘術でその年の「動静」がみれるとしたら、気になるところですよね。

数秘術にはそんな使い方もあるのです。ある一年の社会や自然の動きを読む為に用いるのが「年運数」という数字です。

今まで運命数を１から２２まで見ていきましたが、それは近しい相手（生年月日が分かるくらい）がどのような思考をする癖があるのかを把握する為という名目でした。

しかし、数秘術の本質は、数字に込められたエネルギーを理解する事にあります。

つまり、各数字に込められたエネルギーの質から、運命数を持つ人のキャラクターを推測しているのです。

では、数字のエネルギーとは何でしょうか？

注意深く読まれた方はもうお察しでしょうが、各運命数で挙げたテーマがそれにあたります。

運命数１　スタート、創造

運命数２　調和、バランス

運命数３　発展、チャレンジ

運命数４　安定、基礎

運命数５　変化、交流

運命数６　愛情、完全性

運命数７　探求、直観

運命数８　繁栄、支配

運命数９　共感、博愛

運命数11　閃き、表現

運命数22　カリスマ性、貢献

個人の運命に数字のエネルギーを当てはめるとこのようになるのと同様、一年一年にも年運数という数が存在します。

例えば、2021年なら　２＋０＋２＋１＝５

となって、年運数は５となる訳です。

この年は「５」のエネルギーが顕著であると見ますから、変化や交流が活発になると予想されるのです。

2021年、イギリスがEUを離脱し、アメリカでは新大統領が誕生し、保守政権から変化しました。また、不完全ながらも東京オリンピックが開催され交流がありました。

という感じで、社会や自然の動きを示す各年運数をまとめてみました。

年運数１　刷新の年。価値観がガラリと変わる。

年運数２　協調共存の年。迷いも多い。

年運数３　冒険の年。未知への憧れへ動く。

年運数４　不安定な年。事故やトラブル多し。

年運数５　交流の年。前年の不安の中から新たな枠組みが出来る。

年運数６　援助の年。災害や戦争も多い。

年運数７　集大成の年。ただ、自殺者も多い。

年運数８　繁栄の年。周囲との軋轢も。

年運数９　到達完成の年。新たな問題も表面化する。

年運数11　精神性へパラダイムシフトの年。不安から宗教を求める。

年運数22　大発展の年。今までの見直し気分が高まる。

いかがでしたでしょうか。こじつけと感じるかも知れませんが、ここで1番大事なのは、エネルギーが質を変え周流しているのを理解することです。

そう考えることで、どのように波に乗るべきかが見えてきませんか？

そしてもう1つ大事なのは、個人の運命数と年運数を掛け合わせることなのです。

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