男には引くに引けない時もある 例えば等身大パネルを手に入れた時だ

今週のお題「忘れたいこと」

忘れたいことを書くために、忘却の海から記憶をサルベージしたところ、いやほんとこれ忘れたいことだわ、忘れたいこと思い出させるとかドSにも程があるぞ運営！　と思いましたが、どちらかというと私のドMっぷりに軍配が上がりそうな気がしています。みなさん、いかがお過ごしですか？　こんばんは、一文字村雨です。

年末だし今年の内に吐き出して、大掃除さながらネットの海に記憶を捨て去ってしまおうという思いを込めたとしても、ブログだから記録は残るんですよね。拡散されるかもしれないんですよね。

個人的にはですね、忘れたいこと、言えないお悩みを解決するなら、あらこんな所に占い師がいるじゃないですか的な流れでご相談頂ければと思ったりするんですが、まあ話を進めましょう。

忘れたいこと、というよりしっかりと忘れていたこと。

電車で居眠りして、思いっきり涎を垂らしていたこととかね。それはもう口半開きでね、ヨーヨーか！　ってくらいの涎を膝の上に垂らしていたんですよね。ふと目が覚めてその惨状を自覚したけれども、当然寝たふりですよ。降りる間際に何事もなかったかのように颯爽と下車しましたけど、当時高校生の私の心のダメージは計り知れないものでしたよね。

高校時代で思い出したんですけど、当時ビル掃除のバイトをしてましてね。それでテナントに携帯会社が入っていて、広末涼子さんの等身大パネルがゴミとして出たんですよ。

出たんですよね。うん。

いわゆるひとつの、MajiでKoiする５秒前的なパッションの解放というかね。

バイト先が新宿だったんですよ。それでなんと言いますか、極めて紳士的に言えば、広末さんをエスコートして帰宅したというかね。ある意味肩を組んでというかね、うん、抱えてね。さながらお姫様抱っこのイメージで。イメージはね。実際は小脇に抱えてね。

ガラガラではない電車に乗って３０分。ドア横には広末さんが立ってるんです。流石芸能人、注目度半端ない。私の心拍数も尋常ではない訳です。お連れしたのを後悔するくらいに。

でも本当の地獄は地元に着いてからでしたね。

もう止めてもいいよね。まだあるけど。

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