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「みじめ依存症」

今回は「みじめ依存症」というワードを見かけたので、それについて書いていこうと思います。記事の詳細は下記リンク先を参照してください。

news.yahoo.co.jp

ざっくりと記事をまとめると

「みじめ依存症」とは自分の不幸の誇示がやめられず、不幸を嘆く事自体が目的になっている状態。なぜなら、同情を惹けて満足できるから。

その「みじめ依存症」の特徴としては、自分の不幸を撒き散らす、あるいは自分の不幸に巻き込みたいという欲求が隠れている。だから、他人に逃げられ、嫌われる。

なぜそのような状態に陥るかというと、人間関係が受け入れられないから。心理的健康な人、つまりメンヘラでない状態なら、自分が相手にとってどのような関係か(その逆も)理解出来ていて、相手を安心させられるから、愛情を得られる。

「みじめ依存症」の人は、愛情の獲得方法が分からない。だから不幸に感じて、周りに嘆く。ある程度は同情されて、自己肯定感を満足できるから、抜け出せない。その負のスパイラルを自覚しないと先に進めない。

このように的確に自己肯定感の低い状態の心理を描写している訳ですが、実際現場ではというか、占い師としてご相談頂くと、このような状況の方はたくさんおられます。

そのようなご相談者さんに、的確に指摘をして、状況を気付いてくださいねと言っても、埒が開かないのです。

だって、皆さんそれが無意識に分かっているから相談に来るんですから。

熱があるから医者に行って、ああ熱がありますねとだけ言われたら、知ってるわ!って思いますよね?

そう言うことじゃないんですね。みなさん知りたいのは、何もかもすっ飛ばして、どうすればいいのか? ということなんですよね。それを小一時間程度でやってのけるのが、占い師なのです。

記事にもありましたが、「みじめ依存症」の方は人間関係を一方的に決めているんですね。つまり対等ではなく、自分が心理的な風下にいると決めつけている。

ではなぜ、その不均衡で不健康な関係を改善しようとしないのかというと、それをしてしまうと自分の居場所がなくなってしまうからです。単純に共依存の場合も含めて、自分の不幸を嘆いて慰められる事が無くなってしまうからです。

例えば、旦那に不倫されてしまって、された本人は大いに嘆くし、恨み辛みも延々と言うけれど、結局離婚しないで現状維持と言い張る場合。

もちろん、離婚すると経済的に厳しくなる、あるいは子供がまだ幼いという現実的問題もあって別れないという選択もあるでしょう。ただ問題が分かっていても解決を選ばないというのは、無意識に「みじめ症候群」のスパイラルにはまっている部分もある場合も多いのです。

それでも、分かっていても、なんとかしてください! とご相談に来られる。

そこで占い師は、四柱推命紫微斗数などの命術やタロットで、本来の資質や指向、可能性を探り、結果的に弁証法的手法で新たな道を提示するのです。

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