Fortes fortuna adjuvat

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占いは信じない

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占いは信じずに使うものです。

端的に言えば以上になります。

流石にあっさりし過ぎですね(笑)

使うってどうやって? 占いなんてやったこともない!

そんな声が聞こえてきそうですが、何も自分でやりましょうっていう話じゃありません。占いとの向き合い方をお伝えするのが今回の内容になります。

占いを信じるなというのは、もう少し詳しく言うと「占いの結果」は信じるなという意味です。

占ってもらった結果、ものすごく当たっていたから、盲目的に信じてしまった。挙げ句、相当な経済的コストを費やしてしまったり、占い師に騙されてしまったり、人生が狂ってしまったなんて話を見聞きします。

確かに当てられてしまうと、神秘的に感じてしまい「信じる」という衝動が湧いてきますが、その前に考えてください。信じるというのは思考停止という事です。

当てて貰うのが目的でしたか? 悩みを解決するのが目的ではないのですか?

占いの結果というのは、本来そこが考える出発点でもあるのです。ですので、結果に対して思考はすれど、信じるということは本義とは言えません。

例えば、一年の収穫を占う神事で、亀甲のひび割れや粥の具合から判断するにしても、悪い結果が出てじゃあ残念でしたとはならないでしょう。

悪い結果を信じて終わってしまっては、皆飢え死にしてしまいますよね。じゃあ、どうするかと思案を巡らすのが正しい占いの使い方なのです。

戦国時代においても、敵がどう攻めてくるか、どういう心理状態なのかを占います。例え敵に10倍の戦力があったとして、占いの結果が全滅だとしても、それは正攻法では全滅で、他に方法があるのかもしれません。死中に活を見出すのが占いの使い方なのです。

もっと平たく言ってしまえば、明日外出する予定があって、土砂降りと天気予報で言われても、外出を取り止める事って早々ないですよね。なぜなら、雨具を準備すれば、それほど支障なく外出できるからです。

占いが当たった当たらないというのは、天気予報が当たった外れたというのと同じようなものです。

当否の精度は道具としての有用性を判断するには重要な要素ですが、大切なのは目的を達成するにはどのような手段を講じるべきかと「考える」ことなのです。

自分の目的がはっきりしているなら、占いの結果も有効に使えるでしょうし、もしよく分からなければ、占い師に聞いてください。

私はこうしたいけれど、どうするべきか、と。

その問いこそが占いや占い師の有効な使い方ですし、あなたの分岐点であり出発点でもあるのです。

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